2017北海道ツーリング



今年も6月15日~24日まで北海道を走りに行っていました、今回は何度かご一緒している中村さんと二人エラン2台で
行ってきました。去年は天候に祟られて毎日のように雨に降られましたが、今年は天候に恵まれて道内8日の内雨に降
られたのは1日だけでした。



6月15日

今年の4月から新潟小樽間の船が新しくなりスピードアップされて小樽到着は以前と変わらず朝の4時30分ながら出港
時間が以前の午前10時30分から11時45分に遅くなった為4時45分に家を出発、高尾山から圏央道に乗り関越道に
乗り継いで340kmをひた走り10時少し前に新潟港到着。しかし高速道路をエランで長時間走るのはあまり楽しくない、
と言うより少々苦痛ですねオーバードライブの付いたBig HealeyやMGBの方がもう少し楽な気分で走れる気がします。




と言うことで新潟フェリーターミナルに無事到着、中村さんと合流。



定刻の11時45分に出向。



出港後間もなく見えてきた新潟県村上市沖の粟島です、人口360人程の小さな島です。
その後順調に航海し翌朝4時30分小樽に無事入港。



6月16日



小樽に入港しました、車高の低い乗用車は通常の乗用車の甲板ではなく何故かトラックと同じ甲板に乗せられます。





早朝の小樽市街、これから札樽道から道央道に入り三笠ICで降りて山間部を抜けて富良野を目指します。



岩見沢SAにて。



9時過ぎに富良野に到着。
何をしているとかと言うと、事情があって中村さんは私よりも1日早く新潟へ行っていましてその途中ブレーキランプが
点燈しないようだ、との電話ありました、多分油圧スイッチが原因だろうと判断しスイッチを探しましたが在庫がなく機械
式スイッチがあった為このスイッチ用のブラケットを私のエランに合わせて制作し持参することにしました。 そのスイッチ
が下の写真ですが、車側のペダルブラケットに穴を開けて固定して配線をしなければならないのでそれは現地で修理や
さんを探してやってもらおうという作戦でした。



アルミ材で作ったブラケット。



富良野の街に着いて最初に見つけた修理屋さんに頼みましたが、それは電気屋さんの仕事じゃないかと体よく
断られ電気屋さんの場所を教えもらい探しながら辿り着きお願いした処快く引き受けてくださり作業していただき
無事点燈するようになりました。



ブレーキランプスイッチ修理後十勝岳の麓の温泉に入ろうと十勝岳温泉を目指したんですが途中で手前の
白金温泉に変更立ち寄り湯をして昼食をとる。



上富良野町の通称「ジェットコースターの道」にやって来ました、数キロに渡りアップダウンを繰り返す直線路でバイク乗り
の間では有名な場所のようです。





ジェットコースターの道からの風景です。



此方は一寸移動して去年も来た旭川空港の少し南に位置する「就実の丘」の風景、この写真の数キロ先が空港です。



雲が無ければ十勝岳が望めるんですが。



就実の丘から遥か美瑛の街を望む。



就実の丘から北上し旭川市内通過を避けて町の東側を巻いて一部高速を使い和寒の塩狩ヒュッテに到着。
ここにお世話になるのは4回目。



6月17日



塩狩峠の名前の由来が分かりました。





和寒から一旦名寄まで北上し国道275を南下します、国道とは言え交通量の極めて少ない快走路。



朱鞠内湖にやって来ました、湖の脇は何度となく通っているものの湖畔に来るのは初めてです。
かなり大きな人造湖で湖畔から見えるのはほんの一部のようです。
ここから少し南下して西に進路を取り霧立峠を越えて日本海側に出るんですが、この付近幌加内
は蕎麦の産地で有名なところなので蕎麦を食べようということになったんだけど目指す蕎麦屋が
臨時休業、仕方なくそのまま日本海側を目指しました。




日本海側に出て少し北上した羽幌の道の駅で昼食、甘えび丼を頂きました。
甘えびがビッシリと敷き詰められこれだけの量の甘えびを一度に食べたのは初めてだ。







日本海側のオロロンライン国道232初山別村付近、左に日本海、緩やかな曲線を描きながら丘を越え遥か彼方
迄続く道、大好きな風景です。



オトンルイ風力発電所、この脇は何度も通っているんですが今回初めてその根元まで
入って見ました、近くで見るとかなりの迫力です。












以上5枚オロロンライン道道106号にて。



夕方5時、今宵の宿抜海のバッカスに到着ここもお世話になるのは4回目か。
ここで何時も利用する宿につてご存じない方の参考になるかも知れないので一寸説明しておきますね。
一つはユースホステルです、これは昔から世界主要国にある宿で一泊二食付きで¥5000~6000、
基本男女別の相部屋で場合によっては追加を払えば個室も利用できるというものです。もう一つが
このバッカスのような民宿です、形態はほぼユースホステルと同じで基本相部屋で場合によっては
個室も利用可能で一泊二食付きで¥5000から6000高いところで¥7000位しょうか、このような
民宿は「とほ宿」と呼ばれています、本州以南ではあまりないようです。
北海道を旅する人は10日から2週間3週間と長い工程で旅をする人が多いのでこの様な比較的
低料金で利用できる宿の需要があるんでしょう。今まで利用した経験ではこの様な宿のご主人は
道内出身の方ではなく本州以南の出身者が多いようです、何度も北海道を旅して北海道に惚れ込み
移住して他の旅人の為に宿を始めた、と言った方が多いようです。



宿から1~2分で海、稚内沖日本海に沈む夕日と海鳥(カモメ?)。



6月18日






9時少し前に出発、オロロンラインを少し戻ります。



オロロンラインを途中左に折れて豊富の町を通り大規模草地牧場にやって来ました。1500ヘクタールの規模を誇る
日本有数の牧場です。











以上大規模草地牧場の風景、道東の牧場風景とは微妙に違うようにも感じます。








道道84号を東に進みクッチャロ湖を見下ろすクローバーの丘にやって来ました、下に見えるのがクッチャロ湖。



浜頓別の町迄やって来ました、時間は1時40分位ここまで昼食を取るなかったんですが浜頓別の町中で
やっと蕎麦屋を見つけました。確か天婦羅そばを食べたんですが、北海道の片隅の町のなんの変哲もない
蕎麦屋で蕎麦をすすることにもどことなく旅情を感じるものです。



浜頓別からオホーツクラインを南下して枝幸まで来ました、2年前にも来たことがある矢印の三笠山展望閣に
行ってみることにしました。



三笠山展望閣に到着、2階がティールームになっていて眼下にオホーツク海と枝幸の街並みを見ながら寛ぐことが
出来ます、なのでここでティーブレイク。





眼下に広がるオホーツク海、枝幸の街並み、遥か彼方へ続くオホーツクライン国道238号。



オホーツクラインを更に南下し5時30分頃に紋別プリンスホテルに到着。



6月19日





9時にホテルを出発、湧別の漁協直営の去年も来た湧鮮館にやって来ました、ここでチョット買い物。



湧別から内陸に入りJR遠軽駅にやって来ました、ここで中村さんお勧めの駅弁「かにめし」を買って
景色の良いところで食べようと言う算段でしたが、駅員さんに聞いたところ駅弁屋さんが廃業してしまった
とのこと、残念!



遠軽から国道242などを走り北見市の南西部に位置する訓子府まできました、最初に見つけた食堂に入って見ました。
なんとなくかつ丼を頼んだんですが訓子府独特のかつ丼だったようです、一般的な卵とじではなくご飯の上にきざみのり
を敷きその上にカツを乗せ甘い醤油ダレをかけたもので信州辺りによくあるソースかつ丼ともチョット違う一品でした。



訓子府の街並み、ここから津別町を通り津別峠を越えて屈斜路湖西岸に出るつもりでしたが、



こんな表示が、途中に注意看板が有ったようなしないでもないけれど、仕方ないので引き返してコース変更。
だいぶ遠回りになるけれど屈斜路湖東側の藻琴峠を超えることにしました。



と言うことで藻琴峠途中にあるハイランド小清水に到着。



斜里岳が遠望できます。



若干雲に覆われた屈斜路湖。



藻琴峠を更に進みます。





藻琴山展望台PAからの眺め、屈斜路湖から川湯方面を望む。



峠を降りて川湯で一風呂。

 

川湯には初めて来ましたがその寂れようには驚きました、廃業した旅館ホテルが何軒もあり中には廃屋と化したような
物もあり土産物屋も多くが閉店状態でした。



5時半弟子屈の屈斜路湖にほど近いとほ宿「鱒や」に到着。



6月20日




この日は前の晩に養老牛温泉の宿を予約したんですが、まっすぐに行けば1時間と掛からない場所なんです、
それで中村さんとは別行動するこにして、中村さんは周辺をのんびり走って早めに宿に行き温泉に浸かり私は
上の図のようなコースで走って来ました。



標茶から厚岸に向かう道道14号沿いにて。



厚岸の町に入り駅のすぐ前を通ったのでトイレを拝借。



そうしたらこんな旗を発見、かきめし弁当を一つ買って途中景色の良いところで食べることにしました。



厚岸から道道123号海沿いに出ると海霧が出てきました、海岸に降りる細い道があったので降りてみました。
漁家らしい数軒の家と浜には小舟が一艘あるだけで霧のせいもありもの寂し気な風景が広がっていました。



更に進んで何度か立ち寄っている琵琶瀬展望台からの風景です、今出て行こうとしているバイクはだいぶ
古そうだったので話しかけてみたら東京多摩市から来ていた方でバイクは70年代半ばのカワサキZ1(900cc)
だそうで古いバイクなのでソロツーリングは少々不安だと話していました。



琵琶瀬展望台から数キロ走ると霧が晴れて上天気となりました、お店風の建物とパーキングスペースがあったので
停めてみました。 この前面は霧多布湿原ですが建物はNPO法人霧多布ナショナルトラストの管理するお店でその前に
木道がありました。



500m先まで伸びているようでしたが数十メートルだけ歩いてみました。
この湿原日本で3番目の広さだそうです。



一面ワタスゲに覆われていました。





更に湿原の奥にある湿原センターにやって来ました。



湿原センターからの風景。





ここで湿原の風景を眺めながらかきめし弁当を頂きました。
思っていたよりカキが小さかったけれど甘辛く煮たカキが非常に結構な味でした。



湿原を後に霧多布岬にやって来ました。







薄く霧に包まれた幻想的で寂しげな風景が広がっていました。



岬から戻る道、馬の親子と。



霧多布から道道142号北太平洋シーサイドラインを小一時間東へ来た所。
太平洋沿岸十勝の広尾から根室の納沙布岬までの300km余りの道を北太平洋シーサイドラインと
呼ぶんですが、特に厚岸から先は海沿いの小さな集落を結んで走るどこか寂し気な道で特にこの様に
薄く霧に包まれると最果て感をひしひしと感じる道です。



海沿いから数キロ内陸に入ると霧が晴れてこんな風景にかわります。



海沿いから内陸に入り厚床から国道243で別海に出て道道8号で中標津を通り何回か来ている開陽台んいやって来ました。
去年は悪天候でなんにも見えませんでしたが今回はまーまーです。



反対側の風景、下はキャンプサイトになっていて、多分バイクツーリングな方がキャンプをしていました。



牧場風景、道北の大規模草地牧場とは微妙に風景が違うような気がします(気のせいか?)。



開陽台から30分程でホテル養老牛に到着、中村さんは既に到着済み。



6月21日



9時に宿を出発、標茶を通り釧路湿原の周辺を走り一部高速を使い士幌に出て糠平のユースホステル
に向かう、と言う一日でした。 途中まず立ち寄ったのが多和平牧場、360度の地平線が見える場所と
言うのがキャッチフレーズの場所なんですがこの日は生憎の曇り空で見えませんでした。








釧路湿原展望台までやって来ました、展望台は有料で又曇りで展望もききそうでないのでトイレだけ拝借
施設内に食堂があったので昼食、カキのトマトソースパスタでしたが結構良かったです。



釧路湿原展望台から釧路空港空港の脇を掠めて最近延長された道東道に阿寒ICから乗り士幌を目指します。
ここは北海道によくある高速の無料区間。



道東道を無料区間の最後である本別ICで降りて道道134を走ります。



士幌町の道の駅しほろ温泉に到着。



足湯があったので即利用、いい湯加減の気持ちのいい湯でした。



士幌から上士幌を通り何度も来ている処ですが、ナイタイ高原牧場にやって来ました。









レンズ越しだけど牛と目が会った。



以上ナイタイ高原牧場の風景、曇り空で少々視界が悪く残念でした、去年も同じよう天気でした。




ナイタイ高原牧場から30分程で糠平のユースホステルに到着。


6月22日



この日は北海道上陸7日目にして初めて雨となりました、そのためほぼ次の宿に向かうだけの一日となってしまいました。
それでもまー取り敢えず朝宿のすぐ近くいある東大雪自然館を訪ねてみました。



ここは東大雪地域の自然や歴史に関する展示がされていて、門外漢の私でも興味を引く展示がいくつかありました。



次に自然館の近くにある上士幌鉄道資料館を訪ねてみました。
ここは1987年に廃線になった国鉄士幌線に関する資料が展示されています。
これから三国峠を小手上川から高速に乗り札幌近郊の今宵の宿に向かいます。




雨の三国峠、去年同じだ。



雨の道央道をひた走り。



夕方札幌近郊当別町の田園風景の中にあるとほ宿、アンプラグに到着。客室3部屋という
こじんまりとした宿です。


6月23日

この日のフェリーで北海道を離れます、今までは小樽発午前10時30分だったんですが新しい船になり
午後5時出港に変わっています、それまで時間に余裕があるので先ず余市でニッカの工場を観光して
更に少し先、積丹の古平にある中村さんお勧めの寿司屋で昼食(中村さんの奢りで)と言う作戦です。
しかし寿司屋とくればお酒を飲まずにはいられない中村さんです、そこで小樽のフェリー乗り場に許可
を得て白エランを置いて青エラン1台で行くことにしました、私は付き合い程度にしか飲まないので飲まな
ても何の問題もありません。



同宿の方と記念撮影、左は千葉からバイクツーリングに来ている25歳の若者、もうお一方は名古屋からいらっしていた
サイクリングと古道歩きの愛好家の方、北海道一周2400kmを目指し今回はその1回目、何回かに分けての走破計画だそうです。



と言うことで、やって来ましたニッカウヰスキー余市工場。





工場内部の様子。



無料試飲セット、2種類のウイスキーとアップルワイン、私は飲んでいないのでコメント出来ません。





余市から更に30分程走った古平のすし屋さんにて、主に地元で獲れたネタで一通り中村さんの奢りで頂きました。
大変結構でした。



3時少し過ぎにフェリーターミナル到着。



これから乗船です。
予定通り午後5時に出港し翌朝9時に新潟到着、関越道をひた走り午後2時無事帰還しました。

今回はまずまずの天候に恵まれて良い旅となました。
総走行距離約2750km、道内約2100km去年とほぼ同じになりました、使った燃料193Lなので
燃費は14.2km/L になりました。