エランのインボードドライブシャフト



前回、エランのラバーカップリングについてお知らせしましたが、今回はインボードドライブシャフト(別の言い方をすると、デフのアウトプットシャフト)について
書いてみたいと思います。

これがインボードドライブシャフトです、デフの両側に付いており、これに
ラバーカップリングが取り付けられています。
これは滅多に破損するような部品ではありませんが、たまさか折損する
場合も有ります、なにせ30〜40年以上前の車ですから新車から一度も
交換されていないとすれば、相当の距離を走り金属疲労で折れるものと
思います。折れる時は何の前兆もありません、突然折れます、一瞬何が
起こったんだろうと思います。折れると当然ですが走行不能になります、
その場で簡単に修理出来るというものではないので非常に厄介です。
ですので、ラバーカップリングを交換するような時にはちょっと厄介ですが
このシャフトを外して点検する事をお勧めします。











折損したシャフトです。

























折れたシャフトのスプライン部です。
右3分の1位のところが段つきになっていますが、ここまで
デフのサイドギヤーに勘合しています、勿論新品状態では
段つきはない訳ですが、長い間の駆動力のON OFFにより
磨耗したわけです。それと段つき部分を境に少し捩れている
のが分かるでしょうか、相当に金属疲労が進んでいたと思われ
ます。このシャフトはスプラインの付け根から折れていますが
スプラインの段つき部分から折れる場合も有ります。
















これは折れていない別のシャフトですが、段が付いて若干
捩れ気味です、この様な状態だったら交換しておいたほうが
安心ではないかと思います。





















これも別のシャフトですが、段つきも浅く捩れも見られない
状態です。これ位であれば使用可能ではないかと思います
(多分)。



現在純正のシャフトは入手困難のようで、スティール製の
強化品が値段は高いですが入手可能なようです。