Ford 100E サイドバルブエンジン

現在の乗用車に搭載されているガソリンエンジンの動弁機構はオーバーヘッドカムそれもツインカムが主流でプッシュロッドタイプのOHVエンジン
ですら珍しくなってしまいました。さらにもっと古いサイドバルブエンジンとなると殆ど見る機会はないと思います。このサイドバルブエンジンは動弁系
の構造が簡単な為、1940年代位まではかなり一般的に使われていた様です。しかし、
構造上圧縮比があまり高く出来ない為高出力が得難いなどの理由で60年代には殆ど使われなくなったようです。 今回Ford 100E サイドバルブエンジンを分解する機会がありましたので構造を写真で紹介致します。 このFord サイドバルブエンジンは1930年代半ばから1962年迄英国Fordのベーシックモデルに搭載されていたエンジンで、50年代から
60年代にかけて種々のキットカーに多用されたエンジンです。













 ロータスMk6搭載されている状態です。













 






 シリンダーの横にバルブがあります











 シリンダーブロックを横から見たところです。
 OHVとは上下逆になりますが、バルブにスプリングが
 組んでありその下にタペット(バルブリフター)が有り
 その下にカムシャフトがあります。
 カムでタペットを介してバルブを動かすと言う簡単
 な構造です。











  

 



 シリンダーヘッドです。
 燃焼室は有りますが、単なる蓋のようなものです















 アクアプレーンのチューニングヘッドです。
 燃焼室容積が小さくなって圧縮比が上がる様になっています。