ディストルビューターコンデンサー不良に依るミスファイヤー



先日用事が有って長野県の原村へMGBで出掛けたんですがその際チョットした不具合が有ったのでネタにして見ました。
私のMGBは点火系はオリジナルの機械式ポイントのままになっています、結論から言うとそこに使われているコンデンサー
不良に依る不具合でした。
どの様な状況だったかと云うと、行きの中央高速で一瞬ミスファイヤーして息つく様な症状が極々偶に発生しました、少し気に
なったので途中のPAで点火系の配線などを点検しましたが特に異常は無く発生頻度もかなり低かったのでそのまま目的地に
向かい無事到着しました。 用事が済んで帰ろうと走りだすと先ほどの不具合の頻度が少し高くなっていました、その時にタコメータ
を見ると針が瞬間的にゼロに戻るような動きをしていました、タコメーターは点火系の一次回路から信号を取っているので一次回路
に問題が有る事が判りましたがまだそれほど頻繁に起きる訳ではなかったのでこのまま帰れるかと思い走らせていましたが走るに
従い状況が急速に悪くなりエンジンが止まる事は無いもののミスファイヤーが頻繁に起きるようになりこのまま行くとエンジンが完全
にストールする事も考えられたので高速道路に入る前に路肩に止めて修理することにしました。
点火系一次回路の不具合にほぼ間違いないと判っていたのでその原因として考えられるのは、

1.配線の接触不良
    2.コンタクトポイントの不良
      3.イグニッションコイルの不良
  4.コンデンサーの不良

などが考えられますが点検した処配線とポイントは問題無さそうなので後はコイルとコンデンサーですが可能性は低いと思いました交換
が簡単なので最初にコイルを交換してみました、しかし治りません仕方なくコンデンサーを交換した処治りました。
原因はコンデンサーの内部でショートしていた様です、コンデンサーの役目はこのコーナーの最初の方でも説明しましたがポイントで発生する
アークの吸収し一次電流の切れを良くする為のものです、発生する不具合は二種類、内部でショートするかオープンするかです。
完全にショートするとポイントが常に閉じた状態と同じ状態になってしまうので火花が全く発生せずエンジンが掛りません、今回はその一歩
手前時々ショートする状態だったので時々ミスファイヤーした訳です、これがオープンした場合はコンデンサーが全く無い状態となりポイント
アークが吸収出来ませんので一次電流切れが悪くなりその結果点火時期が大幅に変動したりしてアフターファイヤーを起こしたりします、更に
進めばポイントが焼損して一次電流の断続が出来なくなりエンジンが掛らなくなります。



矢印がコンデンサーです。