進行状況その4








シャシーにペイントをしました。
以前にも書きましたが、ロータス純正シャシーは亜鉛メッキがされています、塗装屋さんなどの話しでは亜鉛メッキの上から通常のペイントをしても塗膜の食付きが悪く経時変化で塗膜が剥がれてしまうと言う事で、実際私も英国から輸入したエランでそのような状態になった車を何台か見た事があります。そこで塗膜の密着を良くするにはどうすれば良いか調べた処、ウォッシュプライマーという物を使えば良いと言う事が分かりました。ウォッシュプライマーは非常に密着の悪い素材の場合やサンディングに依る足付けが出来ない場合などに使うプライマーだそうです。



ところが生憎塗料屋さんに聞いたところ販売単位が4Kgだそうで、こちらとしてはシャシーに使うだけなので多分0.5Kgも必要なさそうなので困ってしまいました。変わりになる物はないかと塗料屋さんに聞いたところ、写真の密着バインダーという物を薦めてくれました、缶に書いてある説明に依れば、
 *サンディングミスをカバーし、密着不良に依る剥離を防ぐ。
 *サンディングできない物、塗料の密着が著しく悪い物への塗料の密
  着が可能になる。
とあります、ただしさらに詳しい資料を見せてもらうと、亜鉛メッキに対してはちょっと性能が落ちるが分かりました。しかしほかに選択肢もなかったので、なにもしないでそのまま塗装するよりも良いだろうと考えこれを使うことにしました。 と言う事でグレーのペイントをしました。























エンジンを分解しました。









シリンダーの状態です。サイズはスタンダードでした。
僅かな段付き磨耗は有るものの縦傷などは殆ど無いためリング交換だけで行けるかと思ったのですが、下の写真のように
ピストンクリアランスを測定したところ、4箇所とも0.11〜0.13
mmありました。ピストンクリアランスはレース用であれば0.10
mmと言う事もあるでしょうが、通常であれば0.08mm程度が限度ではないでしょうか。現状のまま組むとオイル上がりの可能性も有る為、ボーリングしてオーバーサイズのピストンを入れます。













ピストンクリアランスを計っているところです。 スカート部スラスト方向下から10mm
程度の部分のピストンサイズを計ります。














計ったピストンサイズをシリンダーゲージに
写し取ります。(ダイヤルゲージをゼロにセットする)


















ゲージをシリンダーに差し込みピストンサイズとの差を読み取る、その数値がピストンクリアランス。














    


クランクシャフトは2番のクランクピンに僅かな条痕が有るものの、サイズは全てスタンダードの基準値内で楕円度、テーパー度も問題ないためラッピングして再使用。










シリンダーヘッド関係は各バルブとガイドの隙間が多少多めでシートの当たり幅も写真の様に2mm以上(通常は1.3mm前後でしょう)と異常に広いため、バルブ及びガイドを交換さらにシートリングを交換しシート研磨擦り合わせをします。